少額短期保険募集人試験の実施の具体的な内容がまとまったようです。

生保協会・損保協会、それぞれのホームページに告知されています。
http://www.seiho.or.jp/data/other/syoutan/index.html
http://www.sonpo.or.jp/business/examination/shogakutanki.html　
　
入口は別々ですが、告知されている内容は同じもののようです。

9月スタートで、当面毎月試験を行なうようですので、急ぐ必要はないと思いますが、とりあえず内容を見ておくというのも参考になるかも知れません。

もちろんこの試験は少額短期保険募集人用のものなので、特定保険業者として保険事業をしている限り、この試験の必要はありません。
少額短期保険業者になるスケジュールに併せて、受験手続きをすれば十分間に合うと思います。

7月10日（月）に説明会が開催され、その説明会の申込受付けが7月3日（月）必着ということになっているので、取り急ぎお知らせ致します。

少額短期保険募集人試験の第1回目の受験申込みが始っています。

受験者の定員は全国12ヵ所の会場合計で3,500人弱ですが、もうすでに1,400人弱の申込が入っています。

札幌・仙台・熊本などはまだ余裕がありますが、さいたま・横浜・名古屋・大阪の試験会場はもうすでに受験申込者が定員の4割を超えています。
東京会場はもう８割を超えています。

これらの会場で受験してみようと考えているのであれば、早目の手続きが必要です。

もちろん試験は毎月行なわれる予定ですので、あせって第１回に受験しなくても良いのですが。

私の所でも受験申込手続きをしてみましたが、ある程度パソコンやインターネットに慣れていないと、申込手続き自体ちょっと難しいかも知れません。

自信がない時は、慣れている人にやってもらった方が良いかも知れません。試験をする方としては、これ位のことを簡単にこなせるシステムに強い人がいないとなると、少額短期保険業者の登録は難しいんじゃないのということかも知れません。

とまれ、お知らせまで。

坂本　嘉輝

先日お知らせしたように、7月10日に少額短期保険募集人の試験の
説明会がありました。80数団体、百数十人が参加していたようです。

少額短期保険の募集人は募集人登録をしなければなりませんが、
登録のために、その保険募集人が公正な保険募集を行なう能力・資質を
有していることを客観的に確認するための手続きとして、生保協会と
損保協会が金融庁の依頼を受けて、共同で募集人試験を実施する
ことになります。

募集人の教育については、試験のために用意したテキストを利用して、
それぞれの少額短期保険業者が行なうものとして、生保協会・損保
協会はテスト作りと試験の実施だけを行なうということです。

★ 受験者がひとりひとり手続きをするのは手間がかかりますので受験
申込手続き等の手続きは、少額短期保険業者（あるいはそれになろう　 とする者）がまとめて行なうことになります。

★ 試験は9月以降毎月、全国12ヵ所（札幌市・仙台市・さいたま市・
東京都・横浜市・新潟市・名古屋市・大阪市・広島市・高松市・
福岡市・熊本市）で行なわれます。

★ 受験料は受験者一人あたり、5,000円です。

★ 試験は1時間、テキストから50問　正誤問題や語群選択方式で出題
され、
　　 1問２点で全100点満点　70点以上が合格
ということです。

★ 手続きは全てインターネットで行なわれ、まず少額短期保険業者
（あるいはそれになろうとする者）が、インターネット経由で業者登録
をし、その上で受験者をまとめて受験申込登録するということに
なります。

★ テキストは7月末位にpdfファイルの形で用意されるので、業者登録
した会社はインターネットでそのファイルをダウンロードして印刷
するということになります。製本した印刷物は作成しないとのこと
です。

★ 1回目の試験は9月28日(火）、その為の申込は7月24日(月）～8月4日
(金）まで。
そのための業者登録は7月28日(金）までとなっています。
受験申込は先着順で、人数がいっぱいになると締め切ってしまい
ます。

★ 登録は生保協会あるいは損保協会のホームページから
　　それぞれ
http://www.seiho.or.jp/data/other/syoutan/index.html
　 または　http://www.sonpo.or.jp/business/examination/shogakutanki.html
から行なうということのようです。

まずは業者登録を済ませ、テキストが出来上がったらそれを印刷してどの程度のものなのか、見てみてはいかがでしょうか。